ど~も、ZION the Strange?でございます。
みなさん、お元気ですか?
僕は、今日実家から届いた甚平を着てます。
もう、夏だよね。
僕のばーちゃんは、じーちゃんが亡くなった後、
叔父さんの家に住んでいるんですが、
母の日と誕生日が近いので、
ばーちゃんに会いに行ったのですよ。
んで、その時、聞いた話をふと思い出したので、
ここに書こうと思います。
ありふれた話だけど、
僕はけっこう感動したから。
終戦後。
ばーちゃんはしばらく、神戸に住んでいたのですが、
お見合いをして、大阪のじーちゃんの所に嫁いできました。
じーちゃんは、ばーちゃんより
戦争で多くの若者が亡くなり、
年頃の男の人はあまり居なかった時代。
10の歳の差なんてそんなに珍しくなかったのですが、
ばーちゃんは最初、あんまり気が進まなかったそうです。
だけど、ばーちゃんは姉にこう言われて、
じーちゃんの所に来る気になったそうです。
「ええか?お前。
あの人は幼い頃、ご両親を亡くした方なんよ。
お前には両親も居って、
兄妹もたくさん居って、
楽しく暮らしてきたやろ?
だから、きっと幸せになれる、
あの人を幸せにしてあげられる。
な?そうやろ?」
「あー、そんなもんか」
なんて思いながら結婚を決意し、
所帯を持ち、
やがて子が生まれ、
成長して小学生にあがった頃のことです。
じーちゃんは遠足の準備にはしゃぐ子供たちを見つめ、
「ええなぁ、お前らは。
ちゃんとおかーちゃんが居って、
遠足に弁当もこさえてもろて。
とーちゃんには居らんかったさかいなぁ」
と、ポツリと呟いたそうです。
それを聞いた時、
しみじみとばーちゃんは、
「ああ、結婚してよかったなぁ」
と、思ったそうです。
それからいろんな事があって、
子供たちも結婚し、
孫が生まれ、
老後を謳歌した後。
じーちゃんがガンにかかり、
入院したて頃は、
ばーちゃんに威張り散らしてたじーちゃんでしたが、
自分がもう長くは無い事を悟ってからは、
急に弱気になったじーちゃんは、
とても丸くなったそうです。
切なくなるくらい、
「すまんなぁ。すまんなぁ」
と言うじーちゃん。
そういや、僕も覚えてる。
僕に向かって「あんた誰やったかいなぁ?」
とか、じーちゃんは言ってた。
その頃から、
いつもいつもばーちゃんが聞きたかった質問。
「私は、あんたと結婚できて幸せやったけど。
あんたはどうやった?」
この質問を遂に聞けなかった事が、
心残りだったとばーちゃんは言いました。
でもさ。
その質問の答えなんて、
分かりきってるだろう?
だって、
誰もがそんな風に思ってくれる女と、
結婚できる幸せな運命を持ってるわけじゃない。
ねぇ?
みなさん、お元気ですか?
僕は、今日実家から届いた甚平を着てます。
もう、夏だよね。
僕のばーちゃんは、じーちゃんが亡くなった後、
叔父さんの家に住んでいるんですが、
母の日と誕生日が近いので、
ばーちゃんに会いに行ったのですよ。
んで、その時、聞いた話をふと思い出したので、
ここに書こうと思います。
ありふれた話だけど、
僕はけっこう感動したから。
終戦後。
ばーちゃんはしばらく、神戸に住んでいたのですが、
お見合いをして、大阪のじーちゃんの所に嫁いできました。
じーちゃんは、ばーちゃんより
戦争で多くの若者が亡くなり、
年頃の男の人はあまり居なかった時代。
10の歳の差なんてそんなに珍しくなかったのですが、
ばーちゃんは最初、あんまり気が進まなかったそうです。
だけど、ばーちゃんは姉にこう言われて、
じーちゃんの所に来る気になったそうです。
「ええか?お前。
あの人は幼い頃、ご両親を亡くした方なんよ。
お前には両親も居って、
兄妹もたくさん居って、
楽しく暮らしてきたやろ?
だから、きっと幸せになれる、
あの人を幸せにしてあげられる。
な?そうやろ?」
「あー、そんなもんか」
なんて思いながら結婚を決意し、
所帯を持ち、
やがて子が生まれ、
成長して小学生にあがった頃のことです。
じーちゃんは遠足の準備にはしゃぐ子供たちを見つめ、
「ええなぁ、お前らは。
ちゃんとおかーちゃんが居って、
遠足に弁当もこさえてもろて。
とーちゃんには居らんかったさかいなぁ」
と、ポツリと呟いたそうです。
それを聞いた時、
しみじみとばーちゃんは、
「ああ、結婚してよかったなぁ」
と、思ったそうです。
それからいろんな事があって、
子供たちも結婚し、
孫が生まれ、
老後を謳歌した後。
じーちゃんがガンにかかり、
入院したて頃は、
ばーちゃんに威張り散らしてたじーちゃんでしたが、
自分がもう長くは無い事を悟ってからは、
急に弱気になったじーちゃんは、
とても丸くなったそうです。
切なくなるくらい、
「すまんなぁ。すまんなぁ」
と言うじーちゃん。
そういや、僕も覚えてる。
僕に向かって「あんた誰やったかいなぁ?」
とか、じーちゃんは言ってた。
その頃から、
いつもいつもばーちゃんが聞きたかった質問。
「私は、あんたと結婚できて幸せやったけど。
あんたはどうやった?」
この質問を遂に聞けなかった事が、
心残りだったとばーちゃんは言いました。
でもさ。
その質問の答えなんて、
分かりきってるだろう?
だって、
誰もがそんな風に思ってくれる女と、
結婚できる幸せな運命を持ってるわけじゃない。
ねぇ?

